世の中、空前のタピオカブームですね!
美味しい&フォトジェニックなタピオカドリンクは、SNS世代の女子たちの心をギュッとワシ掴みにしたようです。
ところが一方で、タピオカの認知度が上がるとともに「実は高カロリーらしい」という話もちらほらと聞こえてきます。
そうなんです、実はタピオカって高カロリーなんです。
「じゃあ、痩せたいならタピオカNGっていうこと…?」
流行っているのにNGだなんて、かなりがっかりかも。
そんなダイエット女子のみなさん、耳寄りなお知らせがあります!
高カロリーなタピオカですが、実はダイエット向けの食材でもあるんです!

…うーん、高カロリーなのにダイエット向け?
まだまだ謎な部分の多い、タピオカ。
今回はタピオカのダイエット効果と太らないための工夫について、ご紹介します。
タピオカに隠されたダイエット効果
よく見かける、ミルクティーなどに入っている状態になる前、タピオカは乾燥した丸い球状のものです。
それを煮戻して、あのモチモチの黒いタピオカになります。
「100グラムあたり約350kcal」と、かなり高カロリーであると言われているのは乾燥しているタピオカパールの時のこと。
これを茹でると、炭水化物がお湯に溶け出したり、水分を含んだりで、カロリーは100グラムあたり約62kcalにまで減ります。
ドリンクと合わせればその分カロリーアップしてしまいますが、そこまで神経質になるような数値ではなさそうです。
しかし、ダイエットの際にタピオカをカロリー量でのみ評価するのは得策ではありません。
タピオカには知られざるダイエット効果があるのです。
難消化性再結晶アミロースが含まれる
タピオカの原料はキャッサバという南米原産の芋で、そのデンプンには「難消化性再結晶アミロース」という炭水化物が含まれます。
この難消化性再結晶アミロースは、食物繊維と似た働きで便秘を改善してくれる成分です。
便秘が改善されると腸内環境が整い、基礎代謝UPから痩せる体へとつながっていきます。
また、血糖値の急激な上昇を抑える働きを持つことも分かっています。
血糖値の急激に上昇すると、インスリンが過剰に分泌されてしまい、体が脂肪を貯め込んでしまうのです。
タピオカはそれを防ぐことができる食品であると言っていいでしょう。
腹持ちがいい
モチモチのタピオカは食べ応えバツグン、腹持ちがいいです。
これにも難消化性再結晶アミロースが関係していて「難消化性」の名前の通り、消化されにくいことが満腹感とつながっています。
食べたことのある人なら知っていると思いますが、タピオカって、結構お腹に溜まりますよね。
「腹持ちの良さ」というのは、ダイエットには欠かせません。
食べても食べてもすぐお腹が空いてしまう食品がダイエットに向かないことと同じです。
つまり、タピオカは少しの量でも満腹感を得られる優秀ダイエット食品であると言えます。
置き換えダイエットにもぴったり。
例えば、朝食をタピオカドリンクに置き換えたり、いつもの間食をタピオカドリンクのみにしたりすることで、普段よりもカロリーの摂取量を抑えることができます。
また、モチモチ食感を味わうためによく噛むことも優秀ポイントの一つ。
噛むことが満腹感を得るために有効だからです。
まとめ
とは言え、食べ過ぎたり、高カロリーなドリンクとあわせたものを選んでしまってはダイエット効果は期待できません。
そこでオススメなのはおうちでの手作りメニューです。
自分でタピオカメニューを作れば、市販のものよりも低カロリーな食材を合わせることができますし、自分なりのアレンジも楽しめます。
ただ高カロリーなだけで「ダイエット向きじゃない」と決めつけちゃうなんてもったいない!
食べ過ぎないことと食べ方を工夫することで、タピオカはダイエットのすばらしいパートナーになってくれますよ。