シミやそばかすは、肌の悩みの中でも常に上位にあがります。
シミやそばかすの原因である色素が、皮膚の奥深くまで根付いている場合、自然治癒やセルフケアによって改善するのは難しくなります。
そんな症状に最も効果的なのが、病院でのレーザー治療。
一度の施術で症状を大きく改善することができます。
ここでは、そんなレーザー治療のメリット・デメリットについて詳しくご紹介します。
シミやそばかすの原因とは
シミやそばかすは、紫外線によってつくられたメラニンが原因で発症します。
通常、メラニンは紫外線の刺激から肌を守るためにつくられ、皮膚が生まれ変わると同時に排出されていきます。
しかしながら、肌機能の衰えによってターンオーバーが乱れると、メラニンの色素が肌に染みつき、シミやそばかすの原因となってしまうのです。
肌機能は30~40代で急激に衰えるため、中年期にでき始めることが多いといわれています。
レーザー治療のメリット・デメリット
シミやそばかすに、最も効果的なのがレーザー治療だといわれています。
レーザー治療は、シミやそばかすにレーザーを照射することで、メラニンを破壊して薄くしていく治療法です。
ここでは、そんなレーザー治療のメリットとデメリットについてご紹介します。
レーザー治療のメリット
レーザー治療の一番のメリットは、治療効果と即効性の高さです。
シミの程度にもよりますが、1~3回程の治療でシミ・そばかすの改善効果がみられます。
また、ピンポイントでレーザーを照射するため、他の皮膚を傷つけることがないという点も、レーザー治療の魅力です。
施術時間も短く一箇所につき数十分程で完了するため、治療に時間がとれない方にもおすすめです。
レーザー治療のデメリット
レーザー治療のデメリットは、ダウンタイムがあることと術後のケアが必要だという点です。
術後は、照射部位にカサブタが出来るため、カサブタがとれるまではケアを徹底する必要があります。
患部はレーザーの刺激によって保護機能が低下している状態なので、紫外線対策を万全にし、7~10日間程度は絆創膏やテープで覆わなければなりません。
また、紫外線は患部に強い刺激を与えてしまうため、術後1ヵ月間は注意が必要になります。
まとめ
レーザー治療は、シミやそばかすに最も効果的な治療法です。
ダウンタイムがあり術後のケアが必要になるというデメリットもありますが、それを乗り越えればシミ・そばかすに対する高い改善効果が得られます。
カサブタがとれるまでの1週間程はケアを徹底しなければなりませんが、その後はメイクをすることも可能なため、復帰までの時間はそれほどかかりません。
シミやそばかすでお悩みの方は、ぜひいちど病院やクリニックで相談してみてはいかがでしょうか。
一口にレーザー治療といっても、医療機関によって使用する機器やアピールポイントが異なります。
自分にあった治療を選んで、シミやそばかすのない美肌を取り戻しましょう。