目の下の赤みが目立ってしまう赤クマ。
一時的なものはセルフケアによって解消することができますが、慢性的に続く場合は手術が必要になります。
ここでは、そんな赤クマを隠すメイク方法と2つの治療法をご紹介します。
赤クマの2つの原因
目周りの血行不良
目の下の皮膚は他のパーツよりも薄いつくりになっています。
そのため、血流が悪くなり静脈と動脈がうっ血すると、血管が皮膚から透けて赤くみえてしまうのです。
眼窩脂肪の突出
眼窩脂肪は目の下にあり眼球を守るクッションのような役割をします。
通常、眼窩脂肪は靭帯によって支えられていますが、老化によって機能が弱まると眼窩脂肪を支えきれず前にでてきてしまうのです。
眼窩脂肪が突出すると目の下の筋肉が押し出され、血管が透けることにより赤クマが発症します。
あなたは大丈夫?赤クマのセルフチェック
赤クマは主に血行不良が原因で発症しますが、いったいどんな特徴があるのでしょうか?
以下に、赤クマのチェック項目をご用意しましたので判断の参考にしてみてください。
・クマが赤い
・眼の下の脂肪が前にでている
・パソコンやスマホの使用頻度が高い
・冷え性である
・頬を下に引っ張ると赤みが増す
・目をこするくせがある
赤クマを隠すメイク方法
赤クマは、コンシーラーとコントロールカラーを上手に使用することで隠すことができます。
以下、赤クマを隠すメイク方法を実際にみていきましょう。
コンシーラー選びのポイント
・リキッド・クリームタイプのものを選ぶ
・イエロー系のものを選ぶ
・自分の肌と同じor暗めのものを選ぶ
コントロールカラーを使用する
赤クマを隠すには、ブルーのコントロールカラーの使用がおすすめです。
赤の補色であるブルーを使用することで赤みを目立たせなくする効果があります。
赤クマを隠すメイクの仕方
1.コントロールカラーを目の下に塗る
目の下の赤クマだけに塗るのがポイントです。
2.顔全体にリキッドファンデーションを薄く塗る
赤クマを隠したいからといって厚塗りしてしまうと目元のメイクがよれる原因となります。ファンデーションを塗るときは顔全体に薄く広げるよう注意しましょう。
3.赤クマの部分にコンシーラーを薄く重ねる
赤クマにコンシーラーを薄く重ね、指先でポンポンと馴染ませましょう。
4.フェイスパウダーを馴染ませる
余分な粉を落としたフェイスパウダーを顔全体になじませたら完成です。
赤クマを解消する2つの治療法
赤クマには、目の下の血管を目立たせなくする治療法と眼窩脂肪を取り除く2種類の治療法があります。
ここでは、そんな赤クマを解消する2つの治療法についてみていきましょう。
脂肪注入法
赤クマは下まぶたの薄い皮膚から静脈と動脈が透けている状態です。
その対策として用いられるのが脂肪注入法。
皮膚の下に脂肪を注入することで血管を目立たせなくすることができます。
下眼瞼脱脂術
赤クマの原因が眼窩脂肪の突出である場合に効果的な治療法で、下瞼の内側を切開して眼窩脂肪を取り除きます。
顔に傷をつけることなく施術を受けられるためダウンタイムが少なく、1~2週間程すればメイクでごまかせるようになります。
まとめ
赤クマの主な原因は目周りの血行不良です。
赤クマの症状が一時的である場合は、メイクで隠しながら上手に付き合っていきましょう。
しかしながら、赤クマの原因が眼窩脂肪の突出である場合、完治には病院での治療が必要になります。
慢性的な赤クマでお悩みの方は、いちど病院やクリニックで相談してみてはいかがでしょうか。