水泳のダイエット効果
「ダイエットには適切な運動が何より!」
というのは、最早、ダイエットの鉄板ルールですよね。
じゃあ何か始めてみるか~となった時、どんな運動を選びますか?
手軽なウォーキングやジョギングと並んで、根強い人気があるのが「水泳」です。
ダイエット向けの運動としてよく知られているのは、ダイエッターならもう常識!
陸上での運動よりも体への負担が少ないというのも、水泳が支持されている理由の一つでしょう。
ところが、いざ水泳を始めてみようと思っても、意外と分からないことばかり。
水中ウォーキングより泳がないとダメ?
どれくらいのペースで通うべき?
そもそも水泳ってダイエット効果があるの?
だんだん夏も近づいてきて、プールの季節がやって来ます。
水泳ダイエットの気になるアレコレ、まとめてみました。
水泳は有酸素運動である
有酸素運動とはざっくり言えば「酸素を取り入れながら続ける運動」のことで、イメージ的には取り入れた酸素をエネルギーを作り出すために使います。
エネルギーの生成はつまり、体内の糖分と酸素の結合です。
しかし運動を続けていくと、糖が不足してきます。
そこで糖の次に使われるエネルギー源が脂肪です。
酸素はこの脂肪燃焼にも必要となります。
「体にゆるく長く負荷を掛けて糖を不足させ、いつもより多く取り入れた酸素で体脂肪を燃やす」
これが有酸素運動のメカニズムと言えるでしょう。
体脂肪を燃やす効果があるため、有酸素運動はまさにダイエット向き。
そして、この有酸素運動の代表的なものに水泳があげられます。
水圧が掛かる
水中では当たり前ですが水圧が掛かります。
この水圧がダイエットにとても有用で、陸上での同じ動きと比べて実に約2~4倍のカロリーを消費すると言われています。
もちろん、水の中にいるだけで水圧は掛かりますから、泳げなかったとしてもOK。
水中ウォーキングも効果アリです。
さらに水圧によって筋肉が鍛えられることで、基礎代謝のアップにもつながります。
体への負担が少ない
水中で運動をすることのメリットはもう一つ「浮力」です。
水圧と同じく、これも陸上では感じられませんね。
この浮力によって、体の関節への負担が減ります。
特にヒザや腰に不安がある場合は、陸上での運動が難しくなることが多いので、体が浮く水泳がぴったりです。
リバウンドしにくい
これはダイエッターには聞き捨てならない情報です!
なんと水泳はリバウンドしにくい運動と言われています。
なぜなら、水泳によって筋肉がついて基礎代謝が上がり、体自体が痩せやすい体になっているから。
また、水泳で基礎代謝が上がる理由として、水に入って体が冷えるということもあるそう。
体が冷えると、自然と体は脂肪を燃やして熱を作り出そうとするので、この作用によって基礎代謝が上がります。
まとめ
これはもう始めないともったいないくらいのダイエット効果ですね。
水の中って不思議とリラックスしますし、しばらくプールから遠のいている方も一度試してみてはいかがでしょうか?
ちなみに、有酸素運動において脂肪が燃焼され始めるのが約20分後からと言われているので、水泳や水中ウォーキングは最低でも30分は行いましょう。
ペースは週2~4回がオススメ。
ガッツリ泳ぐか、まったり歩くかなど、負荷のコントロールがしやすいのも水泳ダイエットの特徴です。
楽しく長く続けていきましょう!