ニキビのなかでも、特に発生しやすい「おでこニキビ」。
思春期だけでなく大人になってからもできるため、多くの人の悩みの種となっています。
こちらの記事では、おでこニキビが発生する原因と治し方についてご紹介します。
おでこニキビができる原因とは?
多くの人が悩むおでこニキビですが、発生する原因にはどのようなものがあるのでしょうか?
ここでは、おでこニキビを引き起こすさまざまな原因をご紹介します。
おでこの皮脂と外的要因が多い
おでこは、もともと皮脂の分泌量が多いため、ニキビができやすいパーツだといわれています。
それに加え、髪の毛についた埃や、シャンプー、トリートメント、整髪剤などがおでこに残っていると、ニキビを引き起こすアクネ菌の栄養素となり、さらにニキビが発生しやすくなってしまうのです。
ホルモンバランスの乱れ
思春期にニキビができやすい原因として、ホルモンバランスの乱れによる皮脂の過剰分泌があげられます。
皮脂の分泌量が増えることによって、毛穴からの皮脂を排出できなくなり、アクネ菌が増殖してしまうのです。
特に、おでこは皮脂腺が多いことから、ニキビを引き起こしやすくなります。
おでこニキビの治し方
おでこニキビは、思春期のホルモンバランスの乱れを除けば、原因を一つひとつ潰していくことで改善することができます。
ここでは、おでこニキビの治し方についてご紹介します。
外からの刺激をできるだけなくそう
おでこニキビは、手指や前髪が触れたりする外的要因によって発生しやすくなります。
そのため、できる限りこういった外からの刺激を取り除くことが大切です。
特に、前髪を下ろしていると、常におでこに刺激を与え続けることになってしまいます。
また、おでこが汚れたり蒸れたりしやすくなるため、アクネ菌の増殖やニキビの炎症を招く原因ともなり得ません。
前髪をあげる、横に流すなどヘアスタイルを工夫して、なるべくおでこに刺激を与えないようにしましょう。
おでこニキビを防ぐスキンケア
おでこニキビの大きな原因として、髪の毛についた埃や、シャンプー、トリートメント、整髪剤などの洗い残しがあげられます。
このような事態を招かないために、髪の毛・身体・顔の順番に洗い、洗い残しによる毛穴詰まりをおこさないよう心掛けましょう。
入浴後は、化粧水や乳液を使ってしっかり保湿をすることが大切です。
皮脂の量が多いことを気にして保湿を避けてしまうと、肌は足りなくなった水分を油分で補おうとするため、さらに皮脂の分泌量が多くなってしまいます。
ベタつきなどが気になる場合には、サッパリ系のスキンケア製品を使って、お肌にうるおいを与えてあげるのがおすすめです。
まとめ
こちらの記事では、おでこニキビが発生する原因と治し方についてご紹介しました。
もともと皮脂の分泌量が多いおでこでは、アクネ菌のエサとなる汚れを取り除き、きちんと保湿をおこなうことが大切です。
日々の生活で気をつけられることは徹底しておこない、おでこニキビの発生を防げるよう心掛けましょう。