ほうれい線の外側にできる頬のシワ。
さまざまな要因による肌の乾燥が原因で発生しますが、大きな割合を占めているのが加齢です。
セルフケアによって改善しやすいといわれていますが、効果がでるまで待てないという方もいらっしゃることでしょう。
ここでは、そんな方におすすめの頬のシワを解消するさまざまな治療方法 についてご紹介します。
頬にシワができる原因
頬にできるシワは、2つの原因が重なることによって発生します。
表情筋の跡
頬のシワは、表情筋の動きによってできた跡が、肌に残ることが原因でつくられます。
そのため、表情が豊かな方やよく笑う方にできやすいのが特徴です。
肌の乾燥
加齢、紫外線、空気の乾燥、間違ったスキンケアなどによる肌の乾燥も、頬にシワができる原因となります。
もう1つの原因である表情筋の跡は、そもそも肌にハリやうるおいがあれば定着することはありません。
肌が乾燥するとドライフルーツのように肌が萎んでしまい、表情の変化によるちょっとしたシワも残りやすくなってしまうのです。
頬のシワを解消するさまざまな方法
頬にできたシワは保湿ケアによって改善がみられますが、効果がでるまでには時間がかかります。
そのため、症状をいち早く改善したい方には、クリニックで即効性のある治療を受けることがおすすめです。
以下、頬のシワを解消する病院での治療法をご紹介します。
レーザー治療
レーザーをつかって、頬のシワを改善する治療法です。
頬にレーザーを照射することで、肌のうるおい成分であるコラーゲンやエラスチンの生成を促し、肌にハリをだす効果があります。
施術部位のみにレーザーを照射する治療なので、他の部分の肌を傷つける心配がありません。
痛みが少なくダウンタイムもないため、治療後すぐにメイクをすることができます。
治療後は、紫外線によるダメージを受けやすいため、日焼け対策をしっかりと行う必要があります。
光治療
赤外線をつかって、頬のシワを改善する治療法です。
頬に赤外線を照射して肌の奥深くにある真皮層にはたらきかけることで、コラーゲンを増生し肌を引き締める効果があります。
顔全体に光を照射するため、頬以外のシワも一緒に改善したい方におすすめです。
レーザー治療と同様、痛みが少なくダウンタイムもないため、治療後すぐにメイクをすることができます。
ボトックス注射
ボトックスを注入して、表情筋の動きによってつくられるシワを予防する治療法です。
頬のシワはレーザーや光治療によって改善しても、表情の癖によって再発してしまう可能性があります。
ボトックスは、シワの原因となる表情筋の動きを抑えるはたらきがあるため、改善治療と併用することでシワのない肌を保つことができます。
注入から2、3日後に効果がではじめ、体内で分解されて徐々に効果が薄れていくため、半年に一回程のサイクルで施術を受けるのがおすすめです。
まとめ
頬にできた浅いシワは、治療による効果もでやすい傾向にあります。
症状をいち早く改善したい方は、ぜひいちどクリニックでの治療を検討してみてはいかがでしょうか。