女性の強い味方「イソフラボン」!…といっても、いまいち何がどういいのかよくわからない。
でもエストロゲンという、女性ホルモンに似た作用があるのがイソフラボンとの特徴で、体への作用も近いものがあるというのはよく耳にしますよね。
健康や美容のためにサプリメントや食材でイソフラボンを摂取してる人も多いと思います。
ここではイソフラボンの健康効果とはどういったものかを紹介したいと思います。
イソフラボンとは?
まずはイソフラボンとはどんなものなのか、簡単に説明しますね。
イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをしてくれ、コラーゲンやヒアルロン酸の生成を促してくれます。
さらに肌の新陳代謝もよくなる効果やシミやシワ、くすみ、ニキビ予防のほか、肌にハリや弾力をもたらしてくれるという美肌効果がたっぷりの成分なんです。
エストロゲンとは?
エストロゲンは代表的な女性ホルモンで、女性らしい体をつくってくれるものです。
肌や髪の潤いをまもったり、女性らしい丸みの帯びた体を作ったり、女性の身体の健康を支える役割があります。
また、脳や自律神経にも働きかけるため女性の心身に大きく影響するのが特徴です。
イソフラボンの健康効果
ポリフェノールの一種であるイソフラボンは、大豆が芽を出すところにある栄養素です。
最も多くイソフラボンが含有されているのが大豆であることから、大豆イソフラボンと呼ばれています。
細胞にダメージを与える活性酸素の働きを抑えてくれる優れものです。
イソフラボンは、植物女性ホルモンという言い方もされていて、女性の病にも効果があると言われており人気の栄養素です。
そして、イソフラボンの効果はなんといっても更年期障害の改善です。
更年期障害は、30代以上の女性でエストロゲンの分泌が少なくなった時に発症しやすくなるとされています。
個人差がありますが、更年期障害になると精神の不安定さや頭痛、発汗などがあります。
エストロゲンの欠乏によって更年期障害が起きやすくなるのであれば、エストロゲンに似たイソフラボンは更年期障害対策になります。
納豆や豆腐など大豆加工品からイソフラボンを摂取することができますが、最近では食の欧米化が進み、日本人の1日の平均摂取量は18mgと、目安をかなり下回っています。
意識して積極的にとらないと不足しがちな栄養素となってしまっています。
イソフラボンはサプリメントもあるので、食事からとるのが難しい人はサプリメントでの補給がおすすめです。
その他、嬉しい健康効果
・ガンのリスクを下げる
大豆製品を多くとる日本や中国のほうが欧米よりも、乳ガン・子宮ガン・卵巣ガンの発生率が低くいため、大豆イソフラボンの摂取量とガンの発生率とは、大きな関係があると考えられています。
・骨粗鬆症の予防
エストロゲンにはカルシウムの流出を防ぐ働きがあります。
適度な運動や日光浴など骨の元になるカルシウムをしっかり摂ることはもちろんですが、大豆イソフラボンでサポートすることができます。
・やる気をアップ
脳の血液循環をよくし、脳細胞自体の働きを活発にする働きのあるエストロゲ記憶力を高めてやる気を起こす働きもあるそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?女性ホルモンに似た働きをしてくれるだけあって、すごく嬉しい効果が多いですよね。
その他、イソフラボンの働きはエストロゲンの代行をするだけではありません。
体内でエストロゲンが多くなりすぎた時、イソフラボンがエストロゲンを抑制する働きもあります。
もうすぐ更年期を迎える人や今悩んでいる人は、イソフラボンをサプリメントで摂取してみてはいかがでしょうか。