多くの女性が悩まされている「冷え性」。
なんと7~8割の女性が悩まされているというデータもあります。
「まぁ、女性は大体冷えてるものなのね~」と…楽観視してはいけません!
皆さんもご存知の通り、冷えはダイエットの大敵なのです!
冷えている体はイコール、痩せない体。
これは由々しき事態です。
放っておいては一大事。
冷えを改善し、痩せやすい体に変わっていくためにはどうしたらいいのでしょうか?
冷え性のタイプ
冷え性と一言で言っても、症状やタイプは様々。
よく聞く「手足が氷のように冷たくて困る」というのは末端冷え性タイプ。
平熱が36.2度以下で、風邪をひきやすかったり、いつも顔色が悪かったり、貧血っぽかったりと虚弱体質が目立つのは、全身冷え性タイプ。
しかしこのようにわかりやすく自覚できる冷え性ばかりではないのが、厄介なトコロ。
例えば、内臓冷え性タイプの主な症状はよく汗をかくことだったりしますし、顔がポッポとほてる「ほてり」冷え性タイプもあります。
汗をかいたり、ほてったりというお悩みは、なかなか、体の冷えとは結び付かないですよね?
寒くてガタガタ震えるばかりが冷え性ではないということを覚えておきましょう。
そして、常日頃から、自分の体の変化に敏感でいることも大切です。
ちなみに…手足は冷たいのに顔だけがほてっている場合、下半身型冷え性の疑いもアリ。
気付きにくい「隠れ冷え」にご注意ください。
冷えはなぜ肥満を招く?
冷えは肥満の元であることは非常によく知られています。
いわゆる「冷え太り」というヤツですね!
主な原因はズバリ、体が冷えると基礎代謝が落ちるから。
ここもまた厄介で、基礎代謝の低下がさらに冷えを悪化させたりもするので要注意。
体が冷えると、まず血行が悪くなります。
全身の血の巡りが悪くなると、内臓の働きや筋肉のポンプ機能が低下。
結果、何も関係がないように思えますが、体温が下がると基礎代謝も落ちることになるのです。
で、基礎代謝がダウンすると体はどうなるのか?
答えは簡単、体内がカロリー過多になって、余ったエネルギーが脂肪として蓄積されることになります。
基礎代謝の低い体は、うまくエネルギーを消費できないというワケ。
これが、冷えによる痩せづらさ、そこから先の「冷え太り」の正体です。
また、冷えた箇所には、そこを温めようとして脂肪がつきやすくなるという傾向もあります。
そしてそのついた脂肪やセルライトが血行を妨げ、さらにどんどんと体が冷え、冷えると基礎代謝も上がらず…。
体内の余分な水分の排出も滞り、むくんでボディラインが崩れることもめずらしくありません。
冷え性を放置してしまうと、こんな恐ろしい悪循環が待っていたりするんですよ!
冷えは本当に、ダイエットの大敵なだけでなく、あらゆる体のトラブルの元凶とされているのも納得です。
まとめ
冷えを改善するには、とにかくいつも体を温めるように心がけることが一番です。
カイロ等で外側から温めるのも効果がありますし、もっと気にかけたいのは内側から温め。
冷たいものはなるべく控えること、体を温める効能のある食材を積極的に摂ること。
もっと当たり前なことを言えば、しっかりと食事をとること。
食べない系の無理なダイエットは筋肉も落としてしまうため、残念ながら、冷えを招きます。
ストレッチや半身浴も温活にオススメです。
三首と呼ばれる「首・手首・足首」の露出を抑えたり、いつでも膝掛けを使えるようにしておいたり。
体を冷やさない行動が普段の習慣として身につけば、まさにベストな冷え対策と言えますね。