実年齢よりも老けた印象を与えてしまうほうれい線。
鼻から唇にかけてできる深いシワが特徴ですが、実は肌のたるみが原因だとご存知でしょうか?
ここでは、そんなほうれい線の原因と、ほうれい線を防ぐスキンケアの仕方についてご紹介します。
ほうれい線とは?
ほうれい線の正式名称は「鼻唇溝」と呼ばれ、鼻から唇にかけてできる溝という意味を現します。
ほうれい線は深いシワだと思われがちですが、大元の原因は肌のたるみです。
年齢を重ねると、皮膚内のうるおい成分であるコラーゲンやエラスチンが減少し、ハリのない肌へと変化していきます。
ほうれい線は、加齢によって頬の皮膚がたるんでできた溝が、シワのようにみえてしまっている状態になります。
ほうれい線を防ぐスキンケア
ほうれい線は、皮膚内のうるおい成分の減少によって発生する肌のたるみが大きな原因となります。
加齢によって肌機能が衰えると、肌にハリを与えるコラーゲンやエラスチンの生成が難しくなり、肌の重みに耐えきれずに溝を生んでしまうのです。
そのため、ほうれい線の予防や改善をおこなうには、足りなくなった水分を補う保湿ケアが大切になります。
ほうれい線には、コラーゲンを増やす作用のあるレチノールやビタミンC誘導体を含むスキンケア製品がおすすめ。
うるおい成分をたくさん含んだ化粧水を使用して、肌にしっかり浸透させていきましょう。
正しい洗顔の仕方
肌を清潔にする洗顔ですが、間違った洗い方は肌のたるみをつくる原因となります。
正しい洗顔方法を身につけて、肌のうるおいを保てるようになりましょう。
1.手を洗って、手についた雑菌を落します
2.30℃以下のぬるま湯で顔の汚れを洗い流します
3.ネットをつかって洗顔料を泡立てて、肌をなでるようにやさしく洗います
4.ぬるま湯で洗い流します
5.タオルで肌をおさえるようにしてやさしく拭き取ります
洗顔のポイントは、肌をやさしく扱うことです。
ゴシゴシと顔をこするのではなく、なでるようにして汚れを落としていきましょう。
また、熱いお湯は肌にダメージを与える原因となります。
入浴時にも、顔だけはぬるま湯で洗うように心がけましょう。
正しいスキンケア
加齢によってたるんだ肌は、正しいスキンケアによって改善することができます。
しっかり保湿をおこなって、ハリのある肌へと導いていきましょう。
1.先ほどの方法でやさしく洗顔をします
2.化粧水を手に取り、ハンドプレスをして肌に浸透させていきます
3.乳液・クリームを重ねて油分を補います
4.ほうれい線の溝に重ね塗りします
洗顔後の肌は、水分が蒸発しやすい状態です。
すぐに化粧水で保湿をおこない、うるおいを逃がさないように乳液やクリームを重ねて蓋をしましょう。
まとめ
今回ご紹介したスキンケアは、ほうれい線だけでなく他の肌トラブルの予防や改善にも繋がります。
ぜひ日々の習慣にして、ほうれい線のない若々しい肌を手に入れてください。