
みなさん、タピッてますか~?
「ちょっとお茶する」みたいな感じで、タピオカティーを飲むことを「タピる」と言うみたいですね。
そんな言葉が若い女の子たちの間で作られちゃうほどの、タピオカブーム!
何だかバブリーな頃にもてはやされた記憶がありますが、いえいえ、そんなこと言ってたらもう時代遅れな感じです。
世の中「タピオカ戦国時代」ですよ!
ヒットの秘密はやっぱり“映え”ること。
そこにプラスして、昨今の女子たちの「体にいいもの」への意識の高まりがタピオカとマッチしたんだとか。
…確かに、タピオカってヘルシーなイメージ、ありますよね。
ジャンル的にはこんにゃくやしらたき系?
つまりは、ローカロリーでダイエット向き??
こんなにかわいくて美味しいもので痩せられたら、ストレスも溜まらないし、めっちゃうれしいかも!
ということで、タピオカとダイエットについて、まとめてみました。
タピオカとは
まずはタピオカについて紹介しましょう。
あの黒いモチモチのツブツブ、原料はなんと南米原産のキャッサバという芋です。
山芋のような細長い見た目はまんま「芋」という感じで、あのタピオカとはほぼ結び付きません。
では、どうやってツブツブのタピオカになるのかというと、キャッサバからデンプンを抽出し、それをペースト状にしたものを回転釜でコロコロと転がすことによって丸い粒になります。
この粒はタピオカパールと呼ばれ、独特の黒い色はカラメルによって色付けされたものです。
芋自体を加工してタピオカに…というよりは、芋のデンプンがタピオカになるというワケですね。
そして、乾燥してあるタピオカパールは、煮戻すことによって、あのタピオカミルクティーのタピオカになります。
タピオカのカロリーに要注意
気になるのはやはりカロリーではないでしょうか。
乾燥タピオカパールの100グラムあたりのカロリーは、実は約350kcalとかなりの高カロリー。
白いご飯が100グラムあたり168kcalですから、ちょっとびっくりです。
しかし、煮戻す際に茹でることによってカロリーは減ります。
茹でたタピオカは100グラムあたり約62kcal。
「よかった~大丈夫じゃ~ん」と、ほっとしてはいけませんよ!
タピオカはそれだけでは食べませんよね?
タピオカミルクティーのミルクティーなど、あわせるものによってカロリーアップしてしまうのです。
それに、タピオカは前述の通り、デンプン、つまり炭水化物の塊です。
糖質制限を心がけているダイエッターさんにはあまり好ましくない食材と言えるでしょう。
冷たいドリンクは甘さを感じにくく、すっきりとグイグイ飲めてしまいます。
美味しくクセになるタピオカティーも、茹でてカロリーダウンしているとは言え、飲み過ぎには注意が必要です。
ちなみに、こんにゃくの100グラム当たりのカロリーは約6~7kcal。
こんにゃくとタピオカを同じものだと思ってしまうと、ダイエットは大失敗してしまうかも…。
まとめ
要は、とり過ぎなければ気にしすぎなくてOKということですね。
それと、決して低カロリーな飲み物ではないですし、炭水化物たっぷりですので、食後のデザートにするのはやめておきましょう。
食事のカロリー&糖質量にタピオカティーの分が上乗せされてしまいます。
オススメとされているのは3時のおやつタイム。
また、合わせるドリンクをよりヘルシーなものに変えるのも効果的です。
腹持ちがいいので「置き換えダイエット」にも向いています。
流行りのタピオカミルクティーを我慢するのも女子にとってはストレス。
食べ方と食べ合わせに気を付けて、タピオカもダイエットも楽しんじゃいましょう!